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長崎邦彦 Kunihiko Nagasaki

脚本家・俳優トレーナー・映像クリエーター

福岡県久留米市出身。1987年生まれ。日本大学芸術学部映画学科脚本コース卒。
「世界を肯定すること」を目的に創作活動を始める。日芸にて、脚本、撮影を学び、卒業後、中村英児監督作品映画『TOKYO BEAT MOVIES』下町編に演出部として参加。その後、脚本家、演技トレーナとして活躍。10年以上のキャリアを持つ。演出、撮影、録音、編集の技術も持ち、多角的に創作活動に取り組むことを得意とする。青春、ホラー、サスペンス、恋愛等、ジャンルを問わず200作品以上の作品を執筆。演技トレーナとしても、10年以上のキャリアがあり、脚本家の視点からの建設的な指導は俳優陣から大きな信頼を得ている。
現在の座右の銘は「素直さ・ひねくれ・センスオブワンダー」

劇場公開映画 Good Luck My Road

『Good Luck My Road』 予告
監督・プロデューサー 中村英児
出演 
安藤勇雅 井筒しま 登峯一 宙海 武居翼 春風亭㐂いち NATALIE 結城和子 多田彩子 本間貴士 藤間晴馨 
脚本 長崎邦彦 / 撮影 宇野寛之 / 音楽 
本間貴士 
2023年/日本/DCP/カラー/ステレオ/115分
2023年12月 池袋シネマロサにてロードショー公開(2週間)

​2024年4月 ユナイテッド・シネマ橿原にてロードショー公開(2週間)

​順次全国公開予定

writer's thoughts

奈良県、吉野を舞台にしたロードムービーです。企画・現地での取材から関わりました。
この映画のテーマは「縁」です。作品のストーリーはもちろん、制作上でも「縁」が繋がり、制作できた作品です。
実際に現地に赴き、その土地で生活している方々の声、伝承の中に生きた人々の声、吉野、天川の地に流れる空気。
それらを拾い上げて書き起こした作品です。一から自分が書き上げたというよりも、様々な人の思いを代弁して形にしたという感覚が強いかもしれません。
映画公開時の舞台挨拶でも言いましたが、義経と静御前の続編を書いたという思いがあります。

脚本家って他の文筆業よりも、誰かの思いを形にするという要素が強いと自分は思っています。今までクライアントと関わった各作品もクライアントに取材し、その思いを形にするというところがありました。それらの経験が活きた作品だと思います。
もちろん自分の思いも作品に組み込みました。フェイスブックでも書きましたが、「Good Luck」とは自分の原体験から名付けてますし、クライマックスの主人公のヒロインへの言葉は自分として書きたかったセリフです。緑のおもちゃの刀も自分が子どもの頃に持っていた刀です。

ストーリーは王道であり、多くの方に共感・共鳴できるものとなっています。主人公と一緒に吉野の空気感を感じていただければ幸いです。

​長崎 邦彦

corporate promotion

企業・個人のプロモーション作品の脚本を執筆しています。ここでは2つの事例を紹介します。

▶️ 埼玉工業株式会社|設立物語 (2018年)

writer's thoughts

埼玉県日高市にある自動車部品の生産会社、埼玉工業株式会社(アイシングループ)の設立物語です。設立50周年を記念して依頼されました。

動画の後半にある創業当初の社員の方々へのインタヴュアーもさせていただきました。その日は真夏の暑い日で、日差しがとても強かったのを覚えています。暑い中、貴重なお話を聞かせていただきました。テーマは埼玉、日高の地に根付くことです。自分も長く埼玉に住んでいるのでその気持ちに共感し、共鳴し、脚本を執筆させていただきました。土地には物語があります。生活の息吹があり、人々の歴史があるのです。パワーがあるとも言ってもいいのかもしれません。実際に取材に日高に行ったこと、撮影も実際の工場を使わせていただき、その地に根付く物語を肌で感じさせていただきました。

​この経験は映画「GoodLuckMyRoad」にも繋がっています。

​長崎 邦彦

▶️株式会社ジェイック セカンド カレッジPR動画(2017年)

writer's thoughts

就職支援・採用支援を行う人材支援会社ジェイックのPRドラマです。自社スタジオとジェイックの本社で撮影を行いました。

クライアントの方々には伝えたい思いというものがあります。その思いを汲み取り、形にする。それが映像制作において大切な要素です。

伝えたい思いというのはとても繊細です。一言ずれただけでもその思いがずれていくことがあります。その一言のズレは、その専門の人でないとわからないズレの場合もあります。

もちろん自分も取材は行いますが、私は人材支援会社のプロではありません。故に私では気付けない人材支援の本質(エッセンス)が少なからずあるのです。だからこそ、クライアントと密に打ち合わせを行い脚本を執筆しました。それでも現場の段階で改めて見えるズレが生じる事態もあります。実際にこの作品は現場の撮影時にジェイック様の要望があり、脚本を一部修正しました。物語として破綻なく成立していても、人材派遣のジェイック様から見ると外せない要素がずれていたのです。

その現場の隅で修正のセリフを考え、パソコンを開いたことが強く記憶に残っています。それは大変なことでしたが、その一方楽しい経験でもありました。自分の想像の外側に出会う気付きであり新しいことを知れましたし、より良い作品が作れる喜びがあります。クライアントの伝えたい本質(エッセンス)を大切にする。それは私が脚本家として依頼を受けた時に特に大切にしていることです。

​長崎 邦彦

上記二つの事例以外にも様々な企業・個人の方々の思いを形にする仕事を行ってきました。脚本以外にも、撮影、録音、編集など多様な分野でも多くの依頼を受けてきました。以下はその事例の一部となります。

▶️ウエル・カム サポートセンター様

▶️株式会社 機電サービス様

▶️エミタスタクシー様

▶️コネクトホープ様

WEB短編ドラマ(ショートドラマ【チャンガレ】)

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​青春、サスペンス、恋愛、ファンタジー、ホラーなど多岐に渡るジャンルの短編ドラマが詰まったチャンネルです。作品数は200作品を超え、その殆どを長崎邦彦が脚本を執筆し、一部作品では監督をつとめました。​出演する俳優の多くは新人俳優です。彼らの良さを引き立たせる、あるいは挑戦してもらいたいという思いで脚本を執筆しています。

​ここではこのチャンネルの一部の作品を紹介します。

▶️つなぐ、命(2016年)

​ジャンル:ファミリー,社会問題,人間ドラマ

【監督・撮影・編集】  中村英児 

【脚本・録音・編集  】長崎邦彦

 

【キャスト】武居翼 / 中尾謙吾 / 永瀬葵子 / 山本裕子 / レイミンク

writer's thoughts

臓器移植のドナーを題材とした作品です。

​主人公の青年は学生時代イトコから嫌がらせを受けた結果、大怪我をし、打ち込んでいたサッカーを辞めないといけない羽目になりました。それから数年後、疎遠だったイトコからイトコの娘のドナーになってくれとお願いされます。イトコの娘は白血病になり、その型が合うのが主人公の青年しかいないとのことです。イトコの娘の命は主人公の青年が握っているのです。

主人公はイトコのせいで夢と未来を失いました。今なおその憎しみは消えていません。なぜ憎んでいる相手の娘の命を助けなければいけないのでしょう? イトコは謝罪しますが、主人公にとっては虫の良い話にしか聞こえません。見殺しにして何が悪いのでしょうか? あなたが主人公の立場だったら憎んでいる娘の為にドナー提供しますか? ドナー提供を断っても法律上、罪には問われません。

これは主人公の選択の物語です。ドラマの本質である【葛藤】、葛藤の先にある【選択】、そして【赦し】を描きました。【葛藤】【選択】【赦し】は物語の王道です。【葛藤】し、【選択】し、【乗り越える】こそ、人は感動するのです。【乗り越える】には相応の理由が必要です。主人公が簡単に赦したら、薄い作品になるでしょう。主人公が命に向き合い、【選択】するには【葛藤】が必要なのです。主人公がどんな思いで【選択】するかを見ていただければ幸いです。

そして、この物語で描いた【赦し】とは主人公がイトコを【赦す】ことだけではありません。誰の心が、魂が【赦され】、救われるかも感じていただけると嬉しく想います。

​長崎 邦彦

▶️運命についての話をしよう(2018年)

​ジャンル:ファンタジー,人間ドラマ

プロデューサー】中村英児

【監督・脚本・撮影・編集】長崎邦彦

【録音】武居翼

 

【キャスト】松島若菜 / 小野塚悠 / NATALIE

writer's thoughts

超能力者たちの悲哀を描いた物語です。

主人公の女性が命を絶とうとするところから物語が始まります。主人公は自身が持つ超能力ゆえに孤独で、自分に、未来に、世界すべてに絶望していました。主人公が命を絶とうとしようとした瞬間、二人の女性がその場に乱入し、主人公が命を絶とうすることを阻止します。二人は主人公と同じ超能力者であり、主人公と同じように悲哀を抱えて生きてきました。

​自分の作家としての伝えたいことをダイレクトに描いた作品です。「世界を肯定すること」それは創作を始めた10代の頃に見出した自分の作家としてのテーマです。それから10数年、それを軸にして作品を書いてきました。何百作品と書く中、「世界を肯定すること」という軸が崩れた時期もあります。そして、創作活動そのものが辛くなってしまったこともあります。今はその軸を再構築して創作活動を続けています。10代の頃と毛色は少し変わったかもしれませんが、自分の軸を見つめ直した時にそれは「世界を肯定すること」なんだと改めて思いました。

ここで言う「世界を肯定すること」は決してハッピーエンドというだけではありません。どんなに悲惨な結末を辿ったとしても、そこに救いや誇りがあればそれは「世界を肯定すること」なのです。この「世界」は多くの意味合いを含みます。自分だったり、他人だったり、場所や集団だったりすることもあります。

この物語は自分や相手、そして世界を肯定する物語です。登場人物たちの決断を応援していただければ幸いです。そして、この作品を見た誰かが、自分や周りを認めることができたら、作家としてとても嬉しく思います。

​長崎 邦彦

和を学ぶ異邦人の物語シリーズ

​第一作

▶️蕎麦屋の弟子入り(2013年)

​ジャンル:青春,異文化交流

【監督・編集】中村英児

【脚本・録音】長崎邦彦

【録音・編集】柴田隆之

 

【キャスト】新井岩生 / 黒田光彦

​第二作

▶️ふでのゆくえ(2013年)

​ジャンル:青春,コメディ

【監督・編集】中村英児

【脚本・撮影】長崎邦彦

【録音・編集】柴田隆之

 

【キャスト】新井岩生 / 熊沢裕貴 / 久保田知子 / 夏央梨 / 高橋愛美

▶️愛の架け橋(2013年)

​第三作

​ジャンル:恋愛,異文化交流

【監督・編集】中村英児

【脚本・撮影】長崎邦彦

【録音・編集】柴田隆之

 

【キャスト】新井岩生 / 岡本宏子 / 廣井大輔 / 黒田光彦

writer's thoughts

若き中国人の蕎麦職人の成長を描いた連作ドラマです。

​それぞれの話は独立しており、単体でも楽しめる形となっています。ただ、第一作から視聴していただくと、新井くんが演じる主人公の成長をより感じていただけ、感情移入できやすいと思います。

この連作のテーマは日本人と中国人のカルチャーギャップです。主人公を演じた新井くんは中国出身の俳優であり、脚本制作にあたり日本と中国の文化の違いについていろいろ尋ねました。第一作の蕎麦のツユを麺にぶっかけるというのは、新井くんいわく中国ではそのように食べるということです。日本人からすると驚きの食べ方ですが、そもそも麺を啜るということが日本独自の文化で、麺を啜る行為は外国の人からは奇異なものに映るそうですね。こちらでの常識が無効では通じない。その上で相互理解するには何が必要か? それを各話ごとに違った切り口で描きました。

第一作では日本の文化を知らなかった主人公は、和の心を学び、三作目では一人の蕎麦職人として成長します。彼の成長の軌跡を感じていただければとても嬉しいです。

新井くんは味のあるいい俳優です。新井くんの為に、新井くんの素朴な優しさを引き立たせたいという思いで脚本を執筆しました。この連作は中国人の蕎麦職人の成長物語ですが、俳優の新井くんの成長物語でもあると私は思っています。新井くんだからこそ、この主人公を演じることができました。ひたむきに頑張る新井くんに共感・共鳴していただれば嬉しく思います。

​長崎 邦彦

▶️無敵のケモノ(2018年)

​ジャンル:サスペンス,バイオレンス

プロデューサー】中村英児

【監督・脚本・撮影・編集】長崎邦彦

【録音】武居翼

​【編集】谷口夏央梨

 

【キャスト】小野塚悠 / 松島若菜 / NATALIE

writer's thoughts

「悪人」の心理とは何かを自分なりに考え制作した作品です。この作品制作の少し前くらいに「無敵の人」といワードが話題になりました。そこから着想を得て、この作品を書きました。

視聴する人によっては共感できないと思いますし、ショックを受けるかもしれません。主人公の女は他人を自分の愉悦の為に騙し踏みにじります。最低な人間です。そんな最低な人間の心理に寄り添い脚本を書きました。ただ自分は「悪」という尺度で小野塚さん演じる主人公の女を描いていません。むしろある意味では肯定的にさえ描いているのです。彼女は何を求め、何を思い、人を傷つけるのか? 彼女の突き抜けた行動にはむしろある種の爽快感さえあります。

「悪」の気持ちを理解することは人によっては忌避する行為です。ですが、ただ「悪」を異常だというレッテルをはって思考停止するのは少し違うんじゃないかと自分は思います。他の人には理解しがたいことでも、そこにはそうしたいからという行動原理や気分があって、それをもとに動き生きているはずなのです。脚本家や、俳優はその行動原理を探求していかなければならないはずです。また「悪」にも様々な種類であります。主人公の女の前に立ちふさがるロシアンマフィアもまた違う「悪」です。ふたりは「悪」というグループに括られますが、その性質は少し違うのです。

主人公である小野塚さんも、ロシアン・マフィアを演じたNATALIEさんも「悪」をよく読解していただき、演じていただけました。上述した「運命についての話をしよう」と同じキャストですが、まったく違った雰囲気で演じています。その差を楽しんでいただければ幸いです。

同じ「悪」では違った切口で「この男、サイコパス」という作品も作りました。「悪」とは何か、そう考えるきっかけを持っていただけたら幸いです。

​長崎 邦彦

▶️もうひとりのわたし(2016年)

​ジャンル:ファミリー,人間ドラマ

【監督】中村英児

【脚本・撮影・編集】長崎邦彦

【録音】武居翼

 

【キャスト】レイミンク / 山本裕子 / 黒田光彦 / 廣井大輔 / 永井伶佳 

writer's thoughts

「新生児取り違え」を題材にした作品です。ありえたかもしれないもうひとつの人生。もしもこういう状況になったら、どんなことが起きるだろうとシミュレーションすることは、お話づくりの方法の一つです。この作品は「新生児取り違え」を元に、取り替えられた家族が社長一家と庶民だったらどうなるんだろうとシミュレートして作りました。

脚本を書く上で悲惨な雰囲気にしないことを心がけていました。「新生児取り違え」は題材として悲惨な流れになりやすいです。家庭の格差、奪われた時間、アイデンティティの揺らぎ、嫉妬や羨みの感情が出ることは自然であり、争いや諍いに繋がりやすい状況です。現実に起きた事例では遺産争いや裁判沙汰になった家族もいます。人生がすり替わるというのは、それぞれの人生と家族が土台から崩れるとんでもないことです。故に「新生児取り違え」という題材はドラマを作りやすいのです。そこには深い葛藤や問題があり、それに向き合い、乗り越えようとする様はまさにドラマの王道です。物語の本質は事件であり、ドラマとは葛藤なのです。

ですが、私はこの作品を悲劇にしたくありませんでした。それぞれの人生を否定したくなかったのです。主人公の二人は社長と庶民という対照的な二人です。演じる俳優の雰囲気もまったく違います。本来なら交わることがなかった二人です。しかし、二人はそれぞれ自分のこれまでの人生を見つめ、自分の人生を肯定するという同じ答えを出します。そこには切なさはあれど、深い悲しみはありません。二人ともそれぞれ家族の愛情を感じていたからこそ、アイデンティティが揺らぐことがなかったのです。これは祝福の物語です。今までの自分を、これからの自分たちを祝福する家族の物語です。自分を認め、もう一人の自分を肯定する清々しさを、視聴する方も感じて欲しいという思いで、この脚本を書きました。

​長崎 邦彦

▶️幻日のパストラル(2021年)

​ジャンル:ファンタジー,人間ドラマ

【監督・撮影】中村英児

【脚本・録音・編集】長崎邦彦

 

【キャスト】登峯 一 

▶️エクシエルへの残照(2021年)

​ジャンル:ファンタジー,人間ドラマ

【監督・撮影】中村英児

【脚本・録音・編集】長崎邦彦

【協力】武居翼

 

【キャスト】松崎愼二 

writer's thoughts

真理を求め幻想を駆け抜ける小説家の物語です。どちらの作品も同じ脚本を元に制作しました。

この二つの作品の主人公は並行世界の同一人物です。名前は違いますが、二人とも幻想小説家として本を出し、真理を求めて、夢幻の世界を走りゆくのです。小説家は「こたえ」を渇望し、夢と現実の狭間でもがきます。書くことによって、ここではない違う世界にアクセスし、イメージの裏側を暴走し、「こたえ」の場所に辿り着こうとするのです。

この作品は哲学的要素が強く、難解な面があります。「ヘビィゴースト」「不確定の海」「カルマスフィア」などは私が考えた造語です。ただ「こたえ」を掴みたいという想いは、創作、芸術に携わる人間としては結構普遍的な想いではないでしょうか?

実際、私が創作や芸術の果てには真理があると思っています。少年だった私は何か真理を掴みたくて、すがるような気持ちで物語を書き始めました。真理をこの手で表したい、それは自分の創作意欲の原点の一つなのです。

物語を書くことはここではない違う世界を創造すること。物語とはここではない違う世界で本当に起きた真実。その無数の世界のどこかに、究極であり至高の自分が求める理想の世界がある。そう思っている自分がいるのです。

物語は虚構(フィクション)ですが、嘘(ライ)や偽物(フェイク)ではありません。力ある物語は、見た人読んだ人に、本当に起きたことだと信じさせる力があります。

演技教室、脚本教室でも私は物語はどこかの世界で起きた真実だと教えています。力ある物語や演技を作るには虚構の世界に真実味を持たせないといけません。アーティストは真実の世界を発信する表現者です。自分が作り出す世界を腑に落とし、表現者自身が自分の作り出す世界を信じるからこそ、見た人も心打たれる。

心打たれ、魂の震えの先にある何か。そこに「こたえ」があるのではないでしょうか?

​長崎 邦彦

演技ワークショップ【アクトガレージ】

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映像演技ワークショップ【アクトガレージ】。2010年から講師として多くの方を教えてまいりました。

脚本家には芝居心が必要です。ある意味では俳優よりも演技力の一部が必要かもしれません。

俳優の役目は、台本に書かれているキャラクターを俳優自身の肉体や声を通して、真実の生きた人間にしていくことです。
その為には台本に書かれてるキャラクターを読解し、キャラクターの感情を腑に落とさなければいけません。キャラクターの気持ちを俳優自身の腑に落としてこそ、視聴者や観客が信じられる演技ができるのです。故に読解力が俳優には求められます。

脚本家も同じです。俳優と表現方法こそ違いますが、キャラクターを読解し、キャラクターを腑に落とさないといけません。そして、脚本家は一人のキャラクターだけではなく、作品に出てくるすべてのキャラクターの気持ちを腑に落とさなければならないのです。

読解し、腑に落とす。これこそ芝居心であり、創作の本質です。脚本家はキャラクターの気持ちをとても大切にします。

私は脚本家の視点から、感情の探り方、信憑性の整合性など、俳優に必要な芝居心を形成する為に必要なことをアクトガレージで伝えています。多くの新人俳優に芝居心とは何か掴み、成長しています

受講生の演技を「真実」の演技にする。未経験者からプロまで幅広く演技指導を行う映像演技に特化したワークショップです。

​→ 映像演技ワークショップ【アクトガレージ】

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